幕末明治時代輸出漆器里帰り品鶴と竹図沃懸地 木製花瓶

以前某オークションサイトで一目ぼれし、落札したものです。落札後は冷暗所にて保管しており使用していません。コレクション整理のため出品いたします。 以下は以前のオーナー様の説明文です。 幕末あるいは明治時代に欧米に輸出された蒔絵の木製花瓶だと思います。金屏風に鶴と竹を水墨画で描いたイメージを花瓶の金の沃懸地に黒漆で表現したものと思われます。伝統的な大和絵を金蒔絵で表したもので、西洋人に人気があったものと思われます。近年、外国から里帰りしたものでしょう。 【サイズ】 胴径8cm、高さ13.5cm 【その他】 花瓶の口にひび割れが入っており、蒔絵が剥がれています。花瓶の上部の縁や下部の底の縁がこすれて蒔絵の下の黒漆が表れています。花瓶の上部や側面に引っ掻き傷や当たり傷があり、蒔絵がめくれています。 【入札前に必ずお読みください】 ・本品は古美術ですので経年に伴う汚れの他、写真では捉えきれていない傷や割れや直し等がある場合もございます。その様な個所は出来るだけ現状を伝えるように努力はしておりますが、当方での見落としがありうる場合もゼロではございません。この点を理由とした返品は遠慮頂いています事、ご理解の上ご入札ください。気になる箇所がある場合は事前の質問をお願いいたします。 ・製作年代等の説明書きは、あくまでも当方(骨董収集歴30年以上)の個人的な見解に基づくものであって内容を保証するものではございません。見解の相違に基づく返品はお受けいたしかねますので疑問がある場合は入札をお控えいただきますようお願いいたします。